#24.07.01
希望に応える造作家具
こんにちはCarafe STUDIOです
今年は遅めの梅雨入りでしたが、やはりこの時期ご自宅でまったりと過ごされている方が多いのでしょうか。
大ごとになりそうな家事や掃除を諦め「晴耕雨読」の教えに習いたいところではありますが、出来ていないことに目が行きがちで全然まったり過ごせない今日この頃です。
外に出掛けにくい「梅雨」という時期、快適にお家時間を過ごすには、日頃からお部屋が整っていることが条件になるかもしれませんが、、皆さんのご自宅はいかがですか?
梅雨の話で始まり前置きが長くなりましたが、こんな時期でも自分好みの空間を手に入れ快適に過ごしておられるお宅を今日はご紹介したいと思います。
今回はキッチン周りのリノベーションです。
長い間お客様ご自身で構想を温めてからご相談くださったので、迷いがなく打ち合わせもスムーズだったことが特に印象に残る物件でした。
そんなお客様のご希望は、、
1、ダイニング側から使えるカウンタータイプのキッチン
2、「白の分量」を減らして有機的で素材感を生かした雰囲気に変更
3、Carafe(過去に私共が営んでいたライフスタイルショップ)で購入したアイテムをもっと素敵に生かしたい
この3点でした。
奥様がお掃除が得意でどこまでも手が行き届いているお宅だったので、正直何年も経っている住宅には見えませんでした。
その為リノベーションをしてさらに良くなったように見えるかが目下の心配事ではありましたが、お話しを進める中でK様ご自身がリノベーションをする意味や完了後のイメージをはっきり持たれていて、「ブレ」と言うものがなかったのがこのプロジェクトを自信を持て進める後押しとなりました。
ご希望にお応えできるように施主先導型で進め、要望を整えて後攻めの提案をした、そんな物件です。
実はこの方法は上手くいかないことが多いのですが、ご希望と予算を両方睨みながら丁寧に進めていくと、デザインと機能性の両立も含め、やりたいことの風呂敷を広げ過ぎて予算と大きくかけ離れてしまうこともなく、結果スムーズに納めるところまで行きつけた珍しい成功例となりました。
施工前もモダンで素敵なお宅でしたが、K様が長く望んでおられた落ち着きのある『キッチン』はこのプチリノベーションによって希望が叶い、無事に『やってよかったリノベーション』となれたことが一番の喜びです。
before
after
少しのことですが、カウンターの高さが変わることでキッチンに立つ人の開放感が格段に変わります。
ほんの数センチのことでキッチンとダイニングに一体感が生まれ暮らしを五感から豊かにしてくれる、そんな大きな変化を体験できるのがプチリノベーションや造作家具の功績なのだろうと改めて思いました。
大事に使って下さっていた、NOTRE MONDEのトレー(壁のアート)や高さの問題で結局上手く使えていなかったLABBERETのスツールがこの日を待っていたかのように望まれた場所に収まりました。
Carafeで購入くださった懐かしくて愛おしいアイテム達が再び息を吹き返し、私も本当に嬉しかったです。
Carafe STUDIOではこんな造作家具のご相談もお受けしております。
LDKだけでなく、収納中心のクローゼットや洗面所など、、快適に繋がるちょっとした変化のお手伝いをしております。
お家の中でずっと気になっている場所やこうなったらいいなのご相談をお持ちの皆様、
是非気軽にご相談ください。